FC2ブログ

中高一貫校の理科について、現役の高校生である僕が語る。

【プロローグ】
 中学受験をして入る進学校及び自称進学校(一応全部まとめて進学校とするよ)は基本的には「この課題をやれよ」や「君たちは入学試験を通った人たちだからこれくらいのスピードでやるよ」と言う感じであっという間に時を経ていきます。そんな中学受験を突破した進学校の人達はどんな形で時を過ごすのか。今回は「理科」に焦点をあててみます。

1、中学受験の理科
 毎度問題を見ていて「鋭いところを突くなぁ」とつくづく思います。しかしながら、小学校で習ったところまでしか出せないので「公式でとにかく計算!」よりも結果から逆算することがメインなのでそこが違うのかなぁとも思います。
 例えば単振り子の性質について。例えば周期については、単振り子は「単振動」の分野にあたるので周期T[s]は、T=2π√(m/K) と言う数式が成り立ちます(詳細は後述)。この数式のKは、
F=ma=-mω^2x=-Kx
(mは質量、aは加速度、xは変位、ωは角振動数。何れも
x=Asinωt
a=-Aω^2*sinωt=-ω^2*x
が成り立つと仮定。Aは振幅、tは時間)
を変換し、
ω^2x=(K/m)x
K=mω^2となり、先程の式を代入すると
T=2π/√ω^2=2π/ω
となり、本来はここまで式を導出することで初めて「周期に重さ(質量)は関係ない」理解出来るのです(本当は微積で解説が一番かと思いますが記事が崩壊するのでやめます)。しかし、先の数式は複雑かつ小中学生が習っていない範囲が平気で用いられるので小学校の実験や、配布された記録を基に「周期に重さ(質量)は関係ない」と言いきるのです。これが、中学受験の理科は「記録を読みとくもの」としている理由になります。

2、理科の配点は学校方針に通ず
 これは私の偏見が殆どを占めるが、「中学受験で理社の配点が高い学校ほどその学校の理社への力の入れようが大きい」と言う傾向がある。トップ校で無い限り、理社の得点比率が少ない場合、英数国の授業進度が速い反面、理科と社会についてはかなりゆっくり進む傾向があります。実際に(受験時に)理社の配点が低い学校に通う友人が「理科社会は高1でもどうにかなるからいいよ」と言われていたのに対して、私の通う学校では理科でも社会でも中学から高校の内容を含んだ授業展開がなされました。詳しくは次に行きます。

3、理科の授業進度
 取り敢えず速い順にお話します。
①とにかく授業進度が速い場合
 自分の学校の理科の授業進度は(あまり言いたくありませんが)非常に速いと思っています。では、どんなカリキュラムなのでしょうか。
中学1年…普通の教科書を使うが中学1年生用以外に中学2年生用も配布され、中1向けを秋迄に、秋から中2向けの授業をし、年度を越しました。
中学2年…中学3年生用の教科書が配布。中2向けのものを春の間に終わらせ、中3向けのものも3月迄に全て終わらせてしまいました。実はこの時点で物理基礎の電磁気分野を知らないうちに習っていたのですが、このことに気づいたのはもっと後の話です。
中学3年…理科1では高校化学基礎の教科書が配布され、実際に履修が開始されました(併設中高一貫校規定を利用して1単位を付与)。理科2でも、同様に生物基礎の履修が開始されました(こちらも1単位を付与)。両方とも週2時間を約35サイクルと言う形で教科書の半分程度が進んだ記憶。
高校1年…物理基礎の履修もスタートし、化学基礎、物理基礎、生物基礎を2単位ずつ履修することになる。化学基礎は教科書の発展のページまたはプリントを多用して「無機物」と酸化還元反応の溶融塩電解あたりまでを習った。また、生物基礎は年度のシラバスがかなり特殊なものであったが生物履修者ではないので詳しいことは言えない。物理基礎は少々特殊で、先の通り電磁気分野を「中2で習った」としてまるまる飛ばした。物理基礎については火を吹いた人も多く、大パニックになったのも良い思い出です。
高校2年…この学校では理系と文系に分割され、文系では化学基礎の入試問題演習を(履修希望者のみ)、理系では全員が化学を履修し、物理履修者と生物履修者の二組に別れた(物理履修者は学年全体の約4割と多いことも特徴)。化学は、過去に習った「無機化学」や酸化還元反応をすっ飛ばし、物理は9月頭までに力学全分野を終えた。
高校3年…化学はほぼ習い終え、物理は夏までに電磁気分野を終了し、同時に入試問題の演習を授業内にて行う。

②少しゆっくりに進む場合
 中学の間はあまり進めない(国語、数学、英語に重点を置き、他の科目を公立と同じように進める)が、高校に入ると急に授業のコマ数を含めて濃密にするパターン(化学基礎、物理基礎、生物基礎を一年で終わらせる等)。理社の配点が低い学校はこうなる場合が多い(個人の感想です)。

 それ以外も考えましたがあまり思いつきませんでした。…ともかく、中高一貫校の理科と言うものは難しい学校程文理問わず長いお付き合いをします。その為には、早い内から「物事の因果関係に興味を持つ」と言うことを大切にしてもらいたいですね。
スポンサーサイト

近頃の相鉄の駅放送の変化について

先日、ブログに公表した「緑園都市型」の項にて「構文が『黄色い線まで』から『黄色い点字ブロックの 内側まで』に変更された」と記述しましたが、ユーザーの報告により、詳細型放送を行うほぼ全駅でその部分の変更されていたことが明らかになりました。これにより、「相鉄の駅放送」の定義を変更することを決めました。具体的な変更点は以下の通り。

・列車無線接近時の構文を
「十分下がって お待ちください」
「十分 お下がりください」
「黄色い点字ブロックの 内側まで お下がりください」
の三種類に変更
・停車駅案内にあった
「停車駅は―と、(駅名)から先 終点 (駅名)まで 各駅に 停まります。」

「停車駅は―と、(駅名)から先 終点 (駅名)までの各駅です。」
に変更
・「詳細型放送」を「詳細放送」に、
「簡易型放送」を「簡易放送」に名称を変更
・「鶴ヶ峰型」を廃止。「緑園都市型」に統合
・構文が「黄色い線まで お下がりください」で統一されていた期間(平成30年7月8日迄)の詳細型放送を「新詳細放送(初代)」として決定。

その他の記事への反映はもう暫くお待ちください。
(以上)

中高一貫校の数学について、現役の高校生である僕が語る。

【プロローグ】
 中学受験をして入る進学校及び自称進学校(一応全部まとめて進学校とするよ)は基本的には「この課題をやれよ」や「君たちは入学試験を通った人たちだからこれくらいのスピードでやるよ」と言う感じであっという間に時を経ていきます。そんな中学受験を突破した進学校の人達はどんな形で時を過ごすのか。今回は「数学」に焦点をあててみます。

1、数学と「受験算数」の違い
 大学受験に精魂を費やす前に今一度振り返ってみた。算数と数学の違いとして最大の特徴は「論理をするかしないか」にある( https://www.proof0309.com/entry/sansuutosuugakunotigai )。この「論理」がどこに当てはまるかを線引きするのは非常に難しく、実際に小学校6年生でも文字式は習うし中学校1年生もxが一通りの解のみを持つ問題を沢山演習する。しかし、その線引きがはっきりすることはその先にあると思う。その一つとして上がるのがあの「つるかめ算」だ。つるかめ算を詳しく言うなら「2変数を用いた二次方程式」にあたる。ここで一つ例題を挙げたい。
例題:USBの口がついた2種のPCが総計300台ある。一種(イ)は5口であるがもう一種(ハ)は2口である。このオフィスでは各機それぞれUSBの口が一口分自由に使えるようにしている他、オフィスでリースしているマウス、HDDの総数は600個だった。さて、それぞれの種類のPCはそれぞれ何台あるだろう。

[以下、解答]

解答(算数):
Sansuu
PCにあるUSBの口は1*300+600=900[口]。図より
「あ」は900-600=300[口]。よって、「?」は300/(5-2)=100[台]。
故に、「イ:100[台]、ハ:200[台]

解答(数学):
イをx[台]、ハをy[台]と仮定する(x,yは自然数)。
よって、x+y=300, 5x+2y=900…①
→y=300-x…②
①式を②式に代入すると、
5x+2(300-x)=3x+600=900
→3x=300
 x=100…③
③より②式に代入して、
y=300-x=300-100=200
よって、(x, y)=(100, 200)
すなわち「イ:100[台]、ハ:200[台]」

 このように、算数で解くか、数学で解くかで解法は大きく異なります。これのような比較で、「(中学は)数学で大丈夫だから受験に算数など要らん」と騒ぎたてる人がいます。しかし、そんな発言をする人はこの解答から見える数学の急所を理解していないように感じます。では、先程の「解答(数学)」から「論理」の部分を身ぐるみ剥がしてみます。

x+y=300, 5x+2y=900
→y=300-x
5x+2(300-x)=3x+600=900
→3x=300
 x=100
y=300-x=300-100=200
(x, y)=(100, 200)

 この解法をみただけでは何を言っているか理解が出来ません。これでは算数の逆算です。こうして分かることですが、数学なんて論理がなければ理解が出来ません。しかし、算数には論理を必要としないので直感的に解ける。しかも、図を使うことで条件設定がほぼ必要無いんです。算数にはこうした「シンプルな条件で如何に的確な表現が出来るか」を如実に判別出来る気がします。勿論、トップ校になるとある程度「論理」を付け足すことになりますが結局は計算。そんな「受験算数」は「突発的な出来事にどこまで高速かつ効率的に、根気よく対処するか」と言うことを受験生に対して聞いているように思います。

2(やっと本題!)、進度
 中学に入れば必ずと言える程「体系数学」の四文字が出ます。そして1年度に1つのナンバーを消化します(つまり、1つのナンバーに2種類の本が必要なら1年に2冊)。この体制が殆どの学校で2年程度続きます。
 3年目から、各校での数学は大きく変わります。
①体系数学を最後までやるタイプ
文系は数学ⅡBにあたる "4"を高1迄に、理系は数学Ⅲを網羅した "5"を高2迄に終わらせます。当然、一般の数学の教科書よりある程度中身を膨らませているのでパンクする生徒もいることでしょうが、それに対する先生の反応は…この辺にしておきましょう。このスタイルでは高3での演習時間をじっくりとることが出来る反面、ある程度教科書より指導内容がごちゃごちゃなので一般的な問題集との相性はあまり良くないと思います。
②体系数学3までやるタイプ
全生徒が "3"までを使用して高1からは通常の文科省検定済み教科書か独自テキストを使用することになります。これで数学Ⅰ・Aまでの内容を全て終え、残りの3年間で数学Ⅱ・Ⅲ・B(・C)をじっくり習います(勿論2年間でこれらを終わらせるところもあるようですが)。
③体系数学2までを使うタイプ
中高一貫校ではこのタイプは珍しいと思いますが私の母校はこのタイプでした(笑)。恐らく、高校教科書が有料になることによる経費削減の措置と思われます。僕が履修したカリキュラムとしては、中学校3年生で数学Ⅰ・Aを習って高等学校1,2年生で文系は数学Ⅱ・Bを、理系はこれに加えて高等学校2年生の冬から高等学校3年生の夏までに数学Ⅲを終えます(文系は高2で4単位を取得。高3は全て演習に使う。理系は高2で6単位、高3で8単位を履修する。何れも授業が尋常では無い進度です)。


 勿論、体系数学以外にも新興出版社啓林館が出している検定外の教科書もありますし、検定済の教科書を採用する学校もあると思いますが進度についてはこれらの内のどれかのうよな進み具合であると把握しておきましょう。

3、中高一貫校の数学を受けるにあたって
中高一貫校の数学は、きちんとこなせば「一応出来る」位のレベルではあると思います。気を抜かなければ何ら問題はありません。では、数学で「スランプ」になったらどうするか。とにかくこれは「自力で解く」以外に方法は無いと思います。基礎がダメなら原理をオタクのような早口でも良いので暗誦、または証明をする。応用がダメなら基礎から演習を繰り返す。これに尽きます。しかし、これが考査以外の物でしたらまた少し違いますよ。

【おわり】

参考:
算数と数学の違いを教育学部の学生がわかりやすく解説
https://www.proof0309.com/entry/sansuutosuugakunotigai

相鉄ホールディングスの株主総会が開催される&質疑応答からの推測

 2018年6月末日、相鉄ホールディングス(株)の株主総会が開催され、鉄道に関わる新しい情報が入りました。
 主な質問内容としては公式からは
①相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線について
②駅舎や車両のリニューアルについて
③ホテル事業について
の三点が上がりました。
 その中で、①(及び車両、既存の路線関係)についてTwitterから情報が発信されたのでご紹介します。

・7000系は(全8編成を)2020年に向けて全廃させる
・20000系は16編成、12000系は6編成の製造を計画している
・いずみ野線の延伸については単体では採算がつかないとして相鉄は上下分離方式を提示しているが前向きに進んでいない
・直通線の運賃は基本運賃に加算運賃を上乗せする方向でいる。直通線と相鉄線横浜との両方を経由出来る定期券についてはJR側が難色を示していて、東急とはそのような話はしていない

と、以下4点でした。

 相鉄は、2017年秋頃から可動式ホーム柵、各駅へのTASC(定位置停止装置)の設置に意欲的な態度を見せており、今回の7000系の全廃はまさにその相鉄の態度が反映された形と言えるでしょう。
 では何故「7000系の全廃」とこれらの装置の設置にはどんな関わりがあるのでしょう。一言で言えば「ブレーキの仕組み上仕方無いから」です。7000系は「電磁直通弁式電磁直通ブレーキ」と言う日立の開発した特殊なブレーキ方式が採用されました。このブレーキは、一般的な電磁直通ブレーキと同じように応答性が素早い(7751×10から製造された編成は回生制動も併用)一方で、自動空気ブレーキとほぼ同じ操作が必要なのです。このような仕組みになった経緯は長くなるので省略しますが、このブレーキ方式はあくまでも「指令の応答が速い」のであって実際の制動がかかるorをやめると言った「動作は遅い」もので、車内信号機やTASCに求められる「応答の速さ」には不適切となります。これらが先ほどの「関わり」を証明する事柄です。
また、20000系16編成と12000系6編成の投入の話は、前の記事の通り相鉄はJR線との直通へ計11編成、東急線との直通へ計16編成を製造、更新することになりました。

こんな感じですかね。諸事情により記事の公開が遅れてしまいました(。

そうにゃん、ゆるキャラグランプリ卒業するってよ。

 2018年6月22日、そうにゃんの公式サイトにおいてそうにゃん自身について「相模鉄道の広報担当業務に専念することになり、ゆるキャラグランプリを卒業する」と明らかにしました。相模鉄道キャラクターそうにゃんは2014年4月に「辞令」を受け、「広報担当」として従来の相鉄に無い新しい相鉄を描いてきました。
 これまでの相鉄は、ダイヤ改正や安全報告、沿線案内と言った冊子類をとっても、ことあるごとに新規のキャラクターを登場させる方針とでした。しかしながら、2014年にそうにゃんが登場すると「人間のようなキャラクター」と言う汎用性故に、沿線の出版物のみならず場面にそうにゃんが姿を現すことになりました。「相鉄の施設でそうにゃんを見ない日は無い」と断言しても良いでしょう。
 また、前述の通り2014年から昨年まで「ゆるキャラグランプリ」に参戦。4年連続で順位を上げ、2017年には「神奈川県のキャラクター」として第一位を獲得しました。

 では、ここでもう一度「何故そうにゃんはゆるキャラグランプリを引退したのか」について考えますが実はあまり考えることはありません。
 公式としては「相互直通運転が間近にせまってきたので、今後は相模鉄道の広報担当業務に専念する」としていますがそうにゃんは新種のネコなので直通が控えていたとしても仕事が増えるかと言われるとすこし疑問符がつきます。事実、昨年の「ゆるキャラグランプリ」の投票会場にてそうにゃんが姿を現すことはありませんでした。
 しかし、そうにゃんが「ゆるキャラグランプリ」に参加する理由は「相鉄を有名にすること」であり、「地域でナンバーワンになるまでやる」と言う方針でした(記憶だけの話なのであまり信じ込み過ぎないでください)。しかし、そうにゃんはさっきの通り、神奈川県内のキャラクターとしてはナンバーワンでしたので当初の目的は達成出来たのです。これに伴って、そうにゃんが引退した方がむしろ自然なのかも視れません。

 「ゆるキャラグランプリ」に参加していた頃のそうにゃんは、夏頃から特注のハチマキとたすきをつけて顔馴染みの人と戯れる様子を見ることが出来ましたが、今は「大人しくなってしまったな」と言う様子です。今後、ハチマキ姿とたすき姿のそうにゃんが見れるのでしょうか(受験シーズンのハチマキつきの二次元そうにゃんは別ですよ)。



【参考】
相鉄 そうにゃん|相模鉄道キャラクター
http://www.sounyan.jp

ゆるキャラグランプリの参加についてお知らせするにゃん! | 相鉄そうにゃん
http://www.sounyan.jp/blog/archives/6026
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
プロフィール

Unglas44

Author:Unglas44
神奈川県在住の「ぬがわ」による気まぐれなブログ。更新日などは特に決まっていません。Twitterがメインなので良ければ、是非。

最新記事
カテゴリ
リンク
にほんブログ村投票ボタン
「鉄道コム」に参加しています
鉄道コム
月別アーカイブ
お手持ちの入場券のナンバーは…
スジ選択(記事の検索)装置はこちら。
ポイントランキング
お客様の声
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

私のTL。
My Bunner
ご自由にお使いください